こんばんは、妙経寺です。
紫陽花の候、皆様いかがお過ごしでしょうか。
毎年7月24日は、当山のお施餓鬼の日です。
お忙しいと思いますが、お誘い合わせのうえ
ご参加いただきますようお願い申し上げます。
◎お施餓鬼とは?
施餓鬼は、貪り苦しむ餓鬼に対し飲食を施し、供養する事から
お盆の時期に限らず全国の寺院などで広く行われている行事です。
「施餓鬼会」、「施餓鬼法要」と呼ばれ、場所によっては
「海施餓鬼」や「川施餓鬼」が行われます。
【由来】
阿難尊者が、自分も餓鬼となるという厄災を逃れるために、餓鬼に飲食を施し
お釈迦さまに教えられた呪文を唱え供養することによって寿命を延ばしたとされます。
【特徴】
お寺に『施餓鬼壇』を設け、「四生六道法界万霊」の位牌を中心に檀信徒や新盆家の
位牌などを祀り、経文の書かれた五色の幡「五色幡」を四方に立てます。
壇上の器に盛ったご飯にも経文が記された五色の施餓鬼小幡を立てます。
法要では僧侶が壇の周辺を読経しながらまわったり水を含ませた「みそはぎ」などで
小幡や塔婆に灑水を行います。